【これで快適】夏キャンプの暑さ対策!テント選び・便利グッズ・避暑地キャンプ場!
YETI AND BIGFOOTのキャンパーねっちょです!
暑くて夜も寝れないような夏のキャンプ。一体どうしたら快適に過ごせるの?という悩みに現役キャンパーとして行なっている夏キャンプの対策をご紹介します!
〜このブログを読めば〜
・夏に適したテントのチェックポイントが分かる
・夏キャンプを快適にするコツやグッズが分かる
・避暑地キャンプ場の見分け方が分かる
もくじ
暑すぎる夏キャンプは対策を!
夏といえばキャンプのハイシーズンですが、暑さ対策をしていかないと熱中症や脱水症状などでせっかくのキャンプが台無しになることも。
自然を相手に活動するキャンプですので命の危険に関わることもあります。人は外気温28℃で熱中症になる可能性が高まりますが、夏の日中はテント内が30℃以上になってしまうことも十分起こり得ます。
是非このブログを読んで夏キャンプの暑さ対策を立てた上でキャンプを楽しんでくださいね!
夏用のテント選び&サイト作りのコツ
日本の夏は室内でクーラーを効かせないと過ごせないような温暖気候になってきました。
しかしキャンプでは太陽の暑さから身を守る一番のギアはテントになります!
お持ちのテントや、これから購入を考えているテントが真夏のキャンプに適しているか是非チェックしてみて下さい。
夏テントは通気性をチェック
夏用テントで、まず大切なのは風が通り抜ける構造になっていることです!これはテント側面の開閉部分(出入り口や窓)が対面にあるかをチェックしてみて下さい。
4面開放が可能なテントがベストですが、中には対面開放ができないようなテントも存在します。シェルターは風通しできるけどインナーテントの通気性が悪いという場合も注意が必要です。夏は夜も暑いため寝ている間に熱中症になる危険もあるからです。
日中はタープ下で過ごす場合も就寝時の暑さ対策はしておきましょう。開閉時にメッシュにできるテントは風を通しつつ虫対策もできるのでオススメです。
4シーズン用でスカートがついているようなテントは、スカートをクリップなどで捲ると通気性が良くなります。
昔の家は風を通す構造を取り入れることで夏の暑さを凌いできました。テントもしっかりと風を通すことで籠っている熱を逃がすことが大切なのです。
【通気性のチェックポイント】
・テント(インナーテント)に2箇所以上の開閉部があり、風を通すことができるか |
・メッシュにできて、虫対策しつつ就寝時も風を通せるか |
・テントにスカートがある場合はクリップなどで捲って対応 |
通気性抜群のオススメテントをチェック!
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濃い日陰作りはTCやシルバーコーティング
日差しは暑いだけでなく、紫外線を受けると人は体力を大きく削られてしまします。そこでテントやタープの生地がしっかりと紫外線対策がされているものかもチェックしてみましょう!
最もポピュラーなポリエステル生地は、思ったよりも太陽光を通してしまい結構眩しかったりします。TCと呼ばれるポリコットン素材(コットンとポリエステルの混紡)は日差しに対して濃い日陰が作れるというメリットを持っています。
オシャレな風合いからも昨今人気のTCテントですが、夏の暑さ対策としてのメリットもあるのです。
またポリエステル素材でもシルバーコーティングやブラックコーティングと言って、生地の裏側をコーティングしている商品も多く発売されています。こちらも紫外線を防いで濃い日陰を作り、太陽の熱を反射して防いでくれる性質があるのでオススメです。
筆者はそれぞれのタープを持っていますが作れる日陰の濃さはTC>コーティングポリエステル>ポリエステルといった感じです。
【日陰作りのチェックポイント】
・紫外線を防ぐためしっかりと日陰が確保できるテントやタープを準備 |
・日陰の濃さはTC>コーティングポリエステル>ポリエステル |
タープとのカンガルースタイルで涼しく
キャンプのカンガルースタイルとは、タープやシェルターの中にさらにインナーテントを設置して天井が二重構造になる設営のことです。
これは小さめのテントを使うソロキャンプなどで有効な暑さ対策の一つです。
テントは暑い日差しを受けると、テントの生地自体が熱を吸収し高温になるため、内部の温度が上昇してしまいます。そこでテントの上にもう一層作ることで直接日光を防ぎ、テントに熱が籠るのを防ぐことができます。
【カンガルースタイルのチェックポイント】
・小さめのテントは上にタープやシェルターを重ねるカンガルースタイルで直射日光を防ぎ、テント生地の熱吸収を対策 |
夏キャンプを涼しくするギア&便利グッズ
一年を通して活躍する大型ギアからダイソーで簡単に手に入る便利グッズまで、持っていると暑い夏のキャンプがとっても快適になるアイテムをご紹介します!
ポータブル電源&サーキュレーター
積載容量や予算に余裕がある方はポータブル電源とサーキュレーターのセットがオススメ。
夏用のテント選びでは、風を通すことでかなり快適になることを解説しましたが、このセットがあるとテント内の空気循環を更にあげることができます。
サーキュレーターは扇風機と違い、風を遠くまで送り空気を循環させる設計になっています。
ポータブル電源は持っているとスマホなどの充電には困らず、冬は電気ストーブが使えたりと一年を通して活躍してくれるギアになります。ちなみに電力で動くポータブルクーラーなどもありますがお値段は高めです。
最強クーラーボックスはこのブランド
夏の夜はキンキンに冷えたビールが飲みたいという方はクーラーボックスに予算を割いていることが多いです。
一般的なクーラーボックスだと、保冷剤を詰めていても夜には冷蔵効果が半減していたりするものが多いです。ここではホームセンターなどで売っていない、持っているだけで自慢できるような超高性能クーラーボックスを紹介します。
YETI
出典:Amazon
最も保冷力が高いと評価され根強い人気を誇るのがYETIのクーラーシリーズ。1週間氷が溶けなかった実績があるそうです。
クーラーボックスの中では最もコストが高いブランドにはなりますが、大自然のキャンプで飲む冷えたビールは捨てがたい!という方にはベストチョイスな高級クーラーボックスです。
SHIMANO(シマノ)
出典:Amazon
SHIMANO(シマノ)は釣具販売でトップシェアを誇るブランドです。筆者のように釣りキャンプをする方には馴染みの深いシマノですが、近年そのクーラーボックスの性能の高さが評判を呼び、キャンパーたちに注目されてきています。
それもそのはず、釣った魚をそのままの鮮度で持ち帰れるようなクーラーボックスですので日本が誇るクーラーボックスブランドと言えるでしょう。
価格帯ごとにシリーズが分かれ、最近はキャンプシーンで使われることからカラーもアウトドアをイメージしたものが登場しています。
暑くて眠れない夜はコット泊
実は夏キャンプの暑さで大変なのが夜の就寝時という話をよく耳にします。
夜は防犯と虫対策で多くの方がテントをフルメッシュにするか、場合によってはクローズすると思います。
しかし平野部の夏は夜も殆ど気温が下がらず、寝ている間に熱中症になってしまうことも多々あるのです。
マットを地面に敷いて寝る場合、汗の放湿性が非常に悪いため、嫌なジメジメ感を味わうことになります。
そこでオススメなのがコットと呼ばれる折りたたみベットです。体の下に空間を作ってあげることで空気層を確保し、汗の放湿性を高めることがで快適性が上がります。
就寝時にテント内の通気性を確保していれば体の下にも風が抜けるようになり、だいぶ熱の籠りを解消することが出来ます。また、冬はコットとマットの併用で地面の冷気から守る防寒アイテムとして一年中役立ちます。
近年はタープの下にコットを置き、コット用の簡易ポップアップメッシュのみで就寝する、コット泊と呼ばれる夏キャンプのスタイルも増えてきています。
[ダイソーで買える]アウトドアには長袖!アームカバーで紫外線対策
キャンプや登山などでは真夏の暑いシーズンでも長袖、長ズボンを推奨されます。これは人の肌が紫外線を直接受けると思っている以上に体力を消耗するからという理由があります。
その他にも、毒をもつ虫への対策や、擦り傷などから保護する意味もあります。
しかし夏のキャンプは暑すぎて半袖になりたい気持ちもすごくわかります。そこでオススメなのが半袖のTシャツにアームカバーを併用して直射日光での作業は長袖、日陰で過ごす時間は半袖に切り替えるスタイルです。
半袖+アームカバーは袖口から汗を放湿できるメリットもあります。
アームカバーはダイソーでも簡単に手に入る他、キャンプウェアが人気のワークマンなどでは虫が寄り付かない繊維を採用したものなども販売されているのでぜひお気に入りを見つけてみてください!
[ダイソーで買える]折りたたみ式水汲みバケツ
暑すぎる夏は動物が川や水たまりで体を冷やすニュースを耳にすると思います。自然で過ごすキャンプだからこそ、自然に習った涼しみかたを体験するのもアウトドアでこその楽しみです。
そこでオススメしたいのが、水汲みバケツを一つ用意しておくことです。このバケツに水を汲んで足をつけるという原始的な方法なのですが、これがとっても気持ちがいいです。
特にお子さんを連れたファミリーキャンプなどでは簡単に楽しめるキャンプアクティビティにもなります。この水汲みバケツは洗い物などを炊事場に運ぶときなどにも使えます。
軽量でそこそこコンパクトに畳めるのでぜひ一つ用意しておくと便利なアイテムです!Amazonなどで購入できるほか、ダイソーでも釣具コーナで取り扱っていたりしますのでお気に入りを探してみてください。
[ダイソーで買える]年中便利な吸水セームタオル
水泳選手が使用するスポンジのような吸水力を持ったセームタオルは、キャンプに持って行くタオルとしてベストなアイテムの一つになります。
暑い夏のキャンプではシャワーを浴びた後もしっかりと体をふけないと、すぐにジメジメ感が出て嫌な思いをします。
また、ドライヤーが使えないような状況では髪も乾きづらいといった事も。
このセームタオル、一度使ってみるとその吸水性や速乾性に驚きます。普通のタオルより軽量コンパクトで絞れば水を出せるとっても便利なアイテムなのです。また、保水力もあるため夏は水につけたセームタオルを首にかけておくと体を冷やす事もできます。
スポーツメーカーからも販売されていますが、実はこのセームタオル、ダイソーでも売っているんです!車を拭くための洗車用ふきあげクロスという商品で販売されていますが、中身はセームタオルと同じものなのでぜひ一度使ってみてください!
7〜8月・夏のキャンプ場の探し方
ここまでキャンプの暑さ対策やオススメアイテムをご紹介してきましたが、更に快適に夏キャンプを過ごす方法として、避暑地キャンプ場を利用することをオススメします。
夏は海キャンプも素敵ですが、山の避暑地キャンプ場も選択肢の一つ!今回は筆者が避暑地キャンプ場を見分けている、とっても簡単な方法をお教えしたいと思います!
避暑地探しはGoogleマップの地形で!
涼しいキャンプ場は、公式ホームページや口コミで見つけている方も多いと思いますが、筆者は最も簡単な方法、Googleマップの地形表示という機能を利用しています。
この表示で、そのキャンプ場が標高何メートルに位置しているかを簡単に調べることができるのです。
気温が涼しくなる一番の条件は標高の高さです。平地から標高が100m高くなると外気温は約0.5℃涼しくなります。標高400mのキャンプ場なら天気情報で見れる地域気温より2℃ほど涼しいというわけです。
Googleマップを開き、右上コンパスの上にある表示マークをタップすると、デフォルト・航空写真・地形とありますので、こちらを地形表示にしてマップを拡大してみてください。そうすると標高が確認できるようになりますので、是非キャンプ場を調べるときに活用してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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