【キャンプでガス調理】シングルバーナー&カセットコンロのおすすめ2023

【キャンプでガス調理】シングルバーナー&カセットコンロのおすすめ2023
ねっちょ

YETI AND BIGFOOTのキャンパーねっちょです!
このブログは、沢山あるガス調理のギアどれがいいの?と迷っている方に、是非読んでほしい内容になっています!

〜このブログを読めば〜

・CB缶とOD缶の基礎知識・違いが分かる!
・バーナーやコンロのオススメ商品が見れる!
・野外調理ギアの欠点と対策が分かる!

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キャンプ料理はサクッと作りたい!

キャンプでの調理、簡単に作って美味しく食べる!というのベストですよね?

焚き火を使った調理も無骨でカッコいい物ですが、基本は楽して作りたい!という時にオススメなのが、ガス缶を使用したコンパクトなバーナーやコンロでの調理!

小さく持ち運べ、すぐに使えて、すぐに片付く!が嬉しいキャンプに最適なモデルを、現役キャンパーの筆者が厳選しました。

これからキャンプ料理デビューする方や、キャンプでの調理器具を探している方はぜひ参考にしていって下さい!

まずは知って欲しい基礎知識

燃料となるガス缶は2種類存在し、バーナーやコンロもそれぞれ専用に設計されています。先に、それぞれの違いとメリット・デメリットを紹介したいと思います。

CB缶(カセットボンベ缶)と、OD缶(アウトドア缶)の違い

まずはCB缶。
カセットガスと呼ばれ、常備している方も多い一般的なガス燃料です。

コスパに優れ、100円ショップやスーパーでのまとめ売りで、単価110円ほどで入手できてしまいます。これは後述するOD缶の5分の1程のコスパになります。

入手のし易さもCB缶のメリットです。ついつい持っていくのを忘れてしまったり、ガス切れしていたのを忘れていた時に、コンビニでも売っているので、すぐに代わりを購入できます。

次にOD缶。
アウトドア用で、登山などの過酷な環境でも持っていけるように設計されたタイプのガス燃料です。

コンパクな形状から鍋などのクッカーの中にスタッキングでき、収納力が高くスマートに持ち運べます。

CB缶にはプロパン燃料が多く配合されているものが多く、ブタン燃料が主のCB缶よりも寒い環境に強いです。(CB缶にも寒冷地対応の商品はあります)

OD缶はホームセンターやアウトドアショップでの販売になるので、少し入手しづらいのが欠点です。

〜ガス缶まとめ表〜

CB缶(カセットガス)OD缶(アウトドアガス)
コスパ★★★★★
入手のし易さ★★★★★★★
収納力★★★★★★★★
寒冷対応★★★★★★★★
ねっちょ

迷ったらオススメなのがCB缶(カセットガス)です!筆者も結局CB缶しか使っていません。

やっぱり嬉しいランニングコストと、忘れた時にすぐ買えるという安心感が助かっています!

キャンプ用おすすめバーナー&コンロ

現役キャンパーで、キャンプ飯はガス調理派!の筆者が厳選する、買って間違いない火力ギアをまとめてみました!

CB缶用バーナー&コンロ

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB

タイプシングルバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)2.7kW(2300kcal/h)
収納サイズ・重量幅82×奥行68×高さ109mm/約274g

筆者愛用にして、シングルバーナーの王道モデルといっても良いのがイワタニから発売のジュニアコンパクトバーナー。
折り畳んだ五徳や足を広げて組み立てる感じが、いかにもキャンプギア!という感じでカッコいいです。とにかくこれ一つで、必要な事は全てまかなえています!
収納ケース付属で、火力も十分にあるオススメなコンパクトバーナーです。
10年愛用しているなどの口コミも多く、丈夫で壊れにくいといと評判です。

FORE WINDS(イワタニ) マイクロキャンプストーブ FW-MS01

タイプシングルバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)2.3kW(2000kcal/h)
収納サイズ・重量幅71×奥行57×高さ120mm/186g

FORE WINDSというメーカーですが、イワタニが販売代理を行っている実質イワタニブランドです。そしてこのマイクロキャンプストーブは「新」ジュニアコンパクトバーナーに位置付けられるモデルで、更にコンパクト軽量になったシングルバーナーです。
火力こそ少し落ちますが、収納力と五徳の置き易さがアップデートされており、元祖ジュニアコンパクトバーナーと、どちらが良いかとても迷ってしまうオススメモデルです。(筆者は今ならこちらを買います。)

ソト (SOTO)  レギュレーターストーブ ST-310

タイプシングルバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)2.9kW(2500kcal/h)
収納サイズ・重量幅140×奥行70×高さ110mm/330g

イワタニ・ジュニアコンパクトバーナーと双璧の人気をなすのがSOTOのシングルバーナーシリーズです。収納力は少し大きめですが、五徳の安定性と火力はこちらが上。
一体型で足が熱くなることや、点火スイッチが押しづらいなどの欠点もありますが、オプショングッズが豊富に販売されており改良することが出来ます。

ソト (SOTO)  レギュレーターストーブ ST-340

タイプシングルバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)3.3kW(2800kcal/h)
収納サイズ・重量幅140×奥行70×高さ110mm/360g

ST-310がバージョンアップした新モデルがST-340になります。なかなか販売されておらず、ST-310しか知らないという方も多いみたいですが、こちらのモデルは火口が広くなっており、小型クッカーに最適なST-310に比べて、より中型のクッカーにも対応できるようになったモデルです。
その他ST-310で使いづらかった点火スイッチにレバーが標準搭載されたりと嬉しい改良がされています。今、SOTOのシングルバーナーを買うなら最もオススメのモデルがST-340です!

ソト (SOTO)  分離型レギュレーターストーブ ST-330

タイプ分離型シングルバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)2.9kW(2200kcal/h)
収納サイズ・重量幅110×奥行75×高さ90mm/245g

大きめのクッカーを使う場合にオススメなのが、こちらの分離型ST-330です。ガス缶と火元が離れている為、クッカーの反射熱でガス缶が熱くなる心配がなく、大きめのクッカーにも安心。点火スイッチもスイッチもガス缶側に付いているのでいるので楽に押すことができます。五徳も分離した事で広くなり、ちょうどいい良いサイズ感になっています。小さなクッカーをメインで使用するならST-340、大型のダッチオーブンなどを使用するならST-330がオススメです。

ソト (SOTO)  超薄型Gストーブ ST-320

タイプ分離型シングルバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)1.7kw(1500kcal/h) 
収納サイズ・重量幅142×奥行78×高さ25mm/380g

こちらのST-320の最大の特徴は、収納した時に薄さ25mmになる超コンパクト設計。ギアのパッキングでは薄さはとても助かる要素なので、CB缶バーナーでパッキング性能を求める方には超おすすめのモデルです。更に、火元がブック型に開く構造で、シングルバーナーにしては横風に強いのもポイント。コンパクトな分、火力は少し控えめになっています。

イワタニ カセットコンロ タフまるJr.

タイプミニコンロ
ガスCB缶
最大発熱量(火力)2.3kW(2000kcal/h)
収納サイズ・重量ケースサイズ幅320×奥行252×高さ135mm/1600g

シングルバーナーがコンパクトでオススメですが、やっぱり使いやすいコンロタイプが良い!という方にオススメなのがこちらのタフまるJr.です。イワタニから発売されている王道モデルのコンロ「タフまる」がなんと60%までサイズダウンしたのがタフまるJr.になります!ダブル風防システムでシングルバーナーより横風にも強くなっています。少しサイズや重さは嵩張りますが、専用ケースもついているのでパッキングに余裕のある方にはオススメです。

FORE WINDS(イワタニ) ラックス・キャンプ・ストーブ FW-LS01

タイプミニコンロ
ガスCB缶
最大発熱量(火力)3.5kW(3000kcal/h)
収納サイズ・重量幅380×奥行329×高さ110mm/2800g

コンロでも、THEキャンプ!というカッコいいギアが良い!という方に間違いなくオススメなのがこのFORE WINDS (実質イワタニ)から発売されているデザインコンロのFW-LS01です。キャンプでの使用を意識した無骨で洗練されたデザインと、強火力というパフォーマンス◎のキャンプコンロになっています。

ソト (SOTO) ツーバーナー ST-527

タイプツーバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)3000kcal/h
収納サイズ・重量幅545×奥行330×高さ95mm/5100g

キャンプでも二口火でしっかり料理がしたいという方にオススメなのがツーバーナータイプ。こちらはCB缶で使用できるタイプのコスパがいいST-527という商品。大きさはありますが、しっかりと横風を防ぐ構造のため、料理に力を入れているキャンパーさんにはオススメのギアです!

ソト (SOTO) 薄型ツーバーナー GRID ST-526

タイプツーバーナー
ガスCB缶
最大発熱量(火力)2.9kW(2500kcal/h)
収納サイズ・重量ハードケース(別売り)幅530×奥行290×高さ130mm/2250g

ツーバーナーがコンパクトに薄型テーブルトップとなった嬉しい商品。CB缶用で最もコンパクトなツーバーナがこちらのGRID ST-526になります。ハードケースが別売りなどお値段は少し張りますが、本格的な料理にも使えるハイエンドなギアです。

OD缶用ギア

ソト(SOTO) シングルバーナー マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S

タイプシングルバーナー
ガスOD缶
最大発熱量(火力)3.3kW(2800kcal/h) 
収納サイズ・重量幅52×奥行52×高さ81mm/73g

OD缶用のシングルバーナー王道モデルがSOTOのSOD-300S。OD缶ならではの強火力とコンパクトさがあります。CB缶のイワタニ・ジュニアコンパクトバーナーと並んで、これを買っておけば間違いないスタンダードなギアです。

ソト(SOTO) シングルバーナー マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターSOD-310

タイプシングルバーナー
ガスOD缶
最大発熱量(火力)3.3kW(2800kcal/h) 
収納サイズ・重量幅52×奥行52×高さ81mm/73g

SOTOのSOD-300Sを、更に風と寒さに強くしたOD缶シングルバーナーの完成系に近いハイエンドモデル。真冬の雪中登山キャンプを行う方はこのスペックが必要になるかも知れません、、くらいのハイスペックに仕上がっています。とにかく高機能なものを最初から買っておきたいという方はSOD-310がベストです。

コールマン(Coleman) シングルガスストーブ120A OD缶専用

タイプミニコンロ
ガスOD缶
最大発熱量(火力)2.5kW(2150kcal/h) 
収納サイズ・重量ケース幅310×奥行250×高さ125mm/2900g

赤いギアがおしゃれに映えるコールマンから発売の、OD缶を使用した珍しいコンロ。かわいい見た目のコンロに専用ケースも付属しています。普段はOD缶シングルバーナーを使用し、しっかり料理したいキャンプ時にこちらのコンロを併用するなどの使い方もオススメです。

コールマン(Coleman) パワーハウスLPツーバーナーストーブ2

タイプツーバーナー
ガスOD缶
最大発熱量(火力)(3000kcal/h) 
収納サイズ・重量幅540×奥行325×高さ70mm/4200g

こちらもコールマンから発売の赤いデザインが可愛い、二口ついたツーバーナー。火力もしっかりとあり、収納時にはアルミのアタッシュケースのようなデザインがキャンプにとっても映えます。

シングルバーナーの欠点と対策

シングルバーナーはコンパクトな作りから、キャンプに持って行くのにベストな火力ギアです。
しかし、家でコンロを使うのとは違い、野外ならではの欠点もあります。

今回はその欠点と同時に、対策も解説しますので是非読んでいって下さい。

横風にとても弱い

シングルバーナーは火元が剥き出しになっている為、風がある日には火が横に振られ、熱がクッカーに伝わらないといった欠点があります。
各商品、風に強いというメーカーの説明があったりもしますが、やはりシングルバーナーである以上、横風を克服している商品は存在しないと思って下さい。

そこでおすすめの対策ですが、アルミ製の折りたたみ風防を持って行く事です!こちらがあると風があってもしっかりと熱が伝わりますし、蒸や煮込み料理の時はクッカーを囲ってあげる事で、しっかりと熱を包み込むことができます。アルミ風防はダイソーで手に入りますので、是非一つ購入しておく事をおすすめします!

五徳が小さく安定しない

こちらも、コンパクトが故の欠点で、中型サイズ以上のクッカーや、逆に幅がないメスティンなどを五徳におこうとすると不安定になってしまうケースが多いです。

自身が使うクッカーのサイズが事前に分かっていれば、それに合わせたバーナーを選ぶのがベストですが、購入後にできる対策として小さな金網を挟んであげるだけでかなり安定します。
こちらもダイソーにて手に入るものですので、クッカーとの相性がイマイチの場合は試して見て下さい!

反射熱で下が熱くなる

大きめのクッカーを使用したりする場合に、火の熱が下向きに反射してしまいガス缶やテーブルがとても熱くなってしまうこ事もあります。
メジャーなシングルバーナーだと反射熱対策のオプションパーツが販売されていたりもします。

ねっちょ

最後までお読みいただきありがとうございました!
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